
こんにちはJINです。
先日も1度記事にしていますが
POCKETHASH(ポケットハッシュ)というマイニング案件が1/25に
日本に上陸するという事で話題になっているので詳細を調べてみたのと、
結局投資するほどの魅力があるのかどうかについての個人的意見をまとめてみました。
ネットの暗号通貨情報媒体にもプレスリリースが出ています。
POCKETHASH Ltd,は人工知能の開発やASICの開発などを行い事業の拡 大を行い、アメリカ大手銀行からの出資と中国への進出をきっかけにマイニング事業を開始しました。中国四川政府から安価での電気提供を受けており、事業の拠点を中国に移しています。
POCKETHASH Ltd,は人工知能の開発やASICの開発などを行い事業の拡大を行い、アメリカ大手銀行からの出資と中国への進出をきっかけにマイニング事業を開始した。中国四川政府から安価での電気提供を受けており、事業の拠点を中国に移している。
プレスリリースなんてお金出せば何とでもなるので、これが信頼できる材料にはならない。
最初に結論から言ってしまうと、
私はマイニング案件には期待していません。
むしろ大っ嫌いなジャンルの一つです。
それは、過去に何個も案件が出てきていますが、
儲かった人を見たことが無いからです。
ビットクラブ・BRMというようなMLMを採用した案件であったり、
ジェネシスマイニングのように
クラウドマイニングサービスを展開している案件もありましたが、
結局投資金以上の利益を出したという人を聞いたことがありません。
MLM案件であれば紹介者をたくさん出せば紹介報酬で利益が出ますが、
実運用だけで利益出すことが出来ないものがほとんど。
また、マイニングは今は良くても
将来的にライバルの参入や新型のAsic開発に乗り遅れるなどした場合に
いきなり報酬が激減したり案件が無くなったりするので、
他の案件よりも利益を出すのは難しいと思います。
記憶に新しいのが、GMOなどの日本企業がマイニング市場に参入しましたが、
大赤字で撤退しましたね。※また参入するようですが。
ジェネシスマイニングも一度はサービス停止などしていましたが、今はまた開始しているので状況は回復してきているとは思います。
今年BTCが半減期となると、また得られる枚数が減ってきますし、
価格がそれに伴い上昇すれば問題ないですが、
確実に上昇する保証はどこにもありません。
そういった案件のリスクというよりも、
マイニングについても理解しておく必要があります。
また、ポケットハッシュの場合は、個人的にそれ以上に納得いかない点があります。
ポケットハッシュとは
ポケットハッシュという会社は本当にあるのか、
調べたところ2016年フロリダに登記されており2019年5月にフロリダ銀行から融資を受けているらしいです。
が、会社を調べても本当に実在するのかが分かりませんでした。※探し方が下手なだけかもしれないので、誰か実在することが確認出来たら良かったらコメント欄で教えてください。
マイニング事業がメインとなり、各地にマイニングファームを所有しています。
その一部が中国の四川にあります。(らしいです)
(googlemapでも確認が出来るので興味がある方は見てみてください。
マイニングファームがある=安心 ということではないです。
大切なのはしっかり稼ぐことが出来るか。そこだけです。
ポケットハッシュの収益モデル
ポケットハッシュの収益モデルは、
①マイニングマシンの卸売り
②マイニングによる収益
の2つになります。
マイニング実績はウェブページで公開されるということです。
資料では手堅い利益を上げているとのことですが、資料の数字などは改ざんの可能性などは否定できないと思うので、しっかりと実績を見たいところですね。
過去にも数字改ざんしている案件もたくさんあったので、この辺りは慎重になってしまいますね。
キャンぺーンの内容と注意点
ポケットハッシュのキャンぺーンは900$分の
マイニングマシンを無料で借りることが出来るというもの。
この900$が支給される条件としては、
ポケットハッシュに登録しKYCを完了させると付与されます。
上の表からすると、900$あると【小型マシン】を9台レンタルできることが分かります。
その報酬として8.1PTH(約8$分)/日を得ることが出来るので月換算で約240$分の報酬なので結構大きいですよね
が、ここには落とし穴があります。
配当を受け取るには条件がある
ポケットハッシュには上の図のように、換金可能枠というものがあります。
ランクによって換金可能額が変わりますが、
報酬を得るには、自らが投資していないと貰えません。
これは普通に考えてそうなりますよね。
そうしないとただお金をバラまくだけのお人よし案件になってしまいます。
で、例になりますが、
キャンペーンで900$貰い運用した場合、
月に約243PHT(約26,500円)になりますので、
それをすべて引き出そうとすると
162PHT(約16,500円)を購入する必要があるという事です。
単純計算すると、これだけで81PHT(9,000円)ほど利益が出る計算ですが・・・・。
ただし、これにまだ換金手数料が掛かります。
換金手数料
これが結構高いです。
等級が一番下の作業員の場合、
25%が換金手数料となるので、
単純に先ほどのキャンペーンの243$を計算すると、
換金すると182.25PHT(約20,000円)
になってしまいます。
その為、先の例での利益を計算すると、
81PHT(9,000円)ではなく20.25PHTなので
約2,200円程度の利益になります。
また換金枠は入金額の150%までになるので、引き出したい場合は換金枠上限に達した時点で入金をしていかなくてはなりません。
その為、換金枠一杯まで出金したらまた配当が貯まるのを待ち、出金したいタイミングで入金し再運用するという形を繰り返し行く必要があります。
ランクが上がれば換金枠の%も上昇していきますが、それには自己資金の投入か紹介だして紹介報酬を得るしかありません。
入金した資金はリース代となるので返金はありませんから、実際の月利は10%ちょい。
1,000$位を追加入金したとしても換金手数料を考えると月に100$ちょっとしか出金が出来ないので、最低でも班長クラスにならないと、正直やらない方がいい案件と思います。
キャンペーン2
もう一つのキャンペーンとして<キャンペーン2>
友達招待キャンペーンが実施されるとのことです。
いわゆる紹介報酬だと思うのですが、友人を紹介すると101PHTが配布されます。
※紹介した友人が最低5PHTを購入する必要があります。
なので、ご家族でスマホを保有している方は
紹介として出すことで報酬が増えるのでうまく活用しましょう。
と、書いてはいますが紹介したとしても出金には制限があるので、うまみがあるのかちょっと分かりません。
ポケットハッシュのリスク
ポケットハッシュのリスクは、
①マイニングの難易度上昇による配当減る
②独自通貨のPHTの下落
③企業の倒産により配当が無くなるなどの恐れ
考えられるリスクは↑のような感じでしょうか。
マイニングの難易度は半減期もあり上昇していくと思いますし、
価格上昇を見込んでこれからも参入してくる企業もあるでしょうから
難易度は自然に上昇するはずなので、今の配当よりも減る可能性は十分ありますね。
何度もでくどいですが、クラウドマイニングの過去案件で利益を出せて儲けた!というのを聞いたことがありません。
次に独自通貨での配当です。
今は1PHT=1$とのことですが、
取引所に上場(するかは現時点不明)した場合には価格変動が発生します。
上昇すればいいですが、下落したら月利は下がりますし、
PHT自体が今現在世の中で使える通貨ではないので、
配当を得たら換えられる段階でBTCなどに交換しておかないといけません。
マイニング案件は、BTCなら直接BTCで貰いたいですよね。
なぜいちいち独自通貨で払い出して換金するというスキームを取るのか。
それは出金させにくい仕組みを作るためです。
配当をすんなり出金することが出来ると、なにか問題などが出た際にユーザーが一気に出金します。
それを防ぎたいのだともいますが、配当型ウォレット案件と違いリースした分は返金はしないので、出金する分は実際にマイニングされた配当だけだと考えれば、配当だけは普通にすんなり出金出来る仕組みにしておいてほしかったですね。
マイニングだけでもリスクがあるのに、ポケットハッシュ内でしか交換が出来ない(今後上場するなら話は別)のであれば、ポケットハッシュがダメになれば電子くずになるので、リスクが増します。
最後はこれ。
企業が倒産などした場合、その時点で配当が無くなり原資も返金はないと思います。
暗号通貨案件になるので、ポンジースキームを疑う人も多いと思います。
高配当を謳い、換金率で誤魔化す感じがあるので個人的には信用していません。
実際に他のマイニング案件の配当と比べてみるといいと思います。
ポンジースキームではないにしても事業がうまくいかなければダメになります。
これは暗号通貨以外の事でも同じ、リスクはあるのでしっかり検討しましょう。
結論
このようにリスクはありますが、キャンペーン分があるので少ない配当でも良しとして少額運用で回すか、キャンペーン分を思い切って使いこなすために班長クラス以上になって運用するかになりますね。
少額からいけるので、キャンペーンをうまく利用すればかなりリスクは少なく、月利10%ちょっとは稼げるので、入金・出金などがスムーズに操作できる人はお小遣い稼ぎでやる分にはいいと思います。
正直、ここにポケットハッシュに対する不信感があるのですが、高配当を謳ってはいますが、換金手数料が高いのと出金限度に制限があるので、実際の月利はもっと低い。
マイニング案件なので月20%とか高配当が出せるわけない。
それを換金率やら独自通貨でごまかし、高額プラン有利な状況を作り出している。※高額有利を批判するわけではなく、表現を難しくすることでごまかしている気がしてならない。
これなら換金率なんてナシで配当率だけで調整してくれたプランを出してくれと思う。
出金制限があるので、実際の月利は10%位だと思いますがクラウドマイニングでそこまで出るのか・・。
個人的には都度入金などもめんどくさいですし、仕組みがごちゃごちゃしていて管理がめんどくさい。過去にうまくいったためしがないマイニング案件ですからガチで資産運用したいのであれば、ポケットハッシュではなくTLCの負けない仕組みの自動売買を私はお勧めします。
詳細はこちらの記事で書いています。
TLCは【THRONE LEGACY CAPITAL】という企業の案件で、FXトレードにより収益を出し利益を配当するという仕組み。トレード方法が斬新で負けない仕組みを構築している信頼がおける案件。トレードも自身のアカウントでMT4で確認することが出来るから実際に運用していることも分かる点が他の案件に比べて安心できるポイントの1つ。
ポケットハッシュとTLCを比較してみる
ポケットハッシュ | TLC | |
会社は実在するのか | 確認できず※探している途中 | IBH INVESTMENT BANK LIMITED 認定ラブアン投資銀行 (認定番号: 090103BI) (1990年オフショア銀行法により認定 の会員企業で実在確認済み |
配当 | 月利:24~33%と謳うが実際に換金などがあるのでもっと低い
払い出し:PHTという独自通貨=1$固定? |
月利:約12~15%位
払い出し:USDT※海外口座を保有している方はそちらに$で出金も可能 |
配当原資 | マイニング報酬 | FXトレード(負けない独自の仕組みがある) |
最低投資額 | 50$~ | 1ユニット1,500$ |
その他 | 暗号通貨関連媒体でプレスリリース | レーシングチームを立ち上げ2020年のGTワールドチャレンジ・アジアのアマクラスにデビュー決定。 |
もうTLCで良いと思います・・・。
ポケットハッシュの登録方法
結論を読んでもまだポケットハッシュをやりたい、という方は下記からも登録できるので、ご自由にご参加ください。
色々と検討した結果、ポケットハッシュは個人的におすすめできる内容では無いため、こちらの記事からは登録方法を消します。
ポケットハッシュをやりたい方は、他にも紹介している方がたくさんいるのでそちらで登録されてください。
ご質問はお気軽にLINEまで!
登録特典